― アクティブリスニングの基本
選手が話している途中で、
「それはこうした方がいいよ」
「つまり、こういうことでしょ?」
と、つい先回りして答えてしまうことはありませんか?
指導者としては、選手のためを思ってアドバイスしているつもりでも、選手からすると、「最後まで話を聴いてもらえなかった」と感じることがあります。
話を聴くことは、ただ黙っていることではありません。
相手が何を考え、何を感じているのかを理解しようとしながら聴くことが大切です。
「聞く」と「聴く」は少し違う
選手の言葉を耳で聞いていても、頭の中では次に何を言うかを考えている。
そんなことはないでしょうか。
アクティブリスニングでは、言葉の内容だけではなく、表情や声の調子、間の取り方などにも目を向けます。
そして、
「そう感じているんだね」
「もう少し聞かせてくれる?」
と、選手が話を続けられるように関わります。
大切なのは、すぐに答えを出すことではなく、まず相手を理解しようとすることです。
選手は、話しているうちに自分の考えを整理し、自分自身で気づくこともあります。
最後まで聴くことで、選手の言葉が変わる
選手から相談を受けると、指導者は何か良い答えを返さなければと思いがちです。
しかし、ときには答えを与えるよりも、最後まで聴くことの方が選手の力になることがあります。
うなずく。
少し待つ。
言葉を繰り返す。
もう少し話してもらう。
こうした小さな関わりによって、選手は「自分の話を受け止めてもらえている」と感じやすくなります。
スポコミ動画
https://youtube.com/shorts/hiV-N5ffKMw
指導者が話す時間を少し減らし、選手が話す時間を増やす。
それだけでも、選手とのコミュニケーションは変わっていきます。
もっと実践的に学びたい方へ
スポーツ指導におけるコミュニケーションでは、伝えることと同じくらい、**「聴くこと」**も大切です。
今後の90分オンライン研修でも、アクティブリスニングや質問など、選手の考えを引き出すための関わり方を実践的に扱っていく予定です。
選手に何を伝えるかだけではなく、
選手の言葉をどう受け止めるか。
日々の指導の中で、少し意識してみてください。

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